ジャスコと野田市

☆ 事務便り ~事務Kのナントカ~ ☆

豊泉医院の事務Kです

先日、押し入れを整理していたらこんな本がありました。

ジャスコ1

「SENSITIVE CITY NODA / 市制施行40週年記念市勢要覧」

SENSITIVE CITY NODA / 市制施行40週年記念市勢要覧。
千葉県野田市の昔の市勢要覧です。

発行日は平成2年3月。今から26年前です。

四半世紀前の野田市の本です。

野田市の40周年ということで、各家庭に配られたものらしいですね。

昔ながらの野田市民の私としては懐かしく読みました。


野田市の歴史年表

この本は市勢要覧ということでして、

野田市の「昔と今とこれから」について書かれたものです。

道路整備の話や、人々の交流のためにコミュニティセンター等の

公共施設をつくる、ごみ問題、醤油などいろいろな記事を通して、

野田市の発展と変遷を紹介してます。

 


21世紀に向けて緑を残しつつ開発

特にじっくり読んでしまった記事としては、

かつては野田市役所の近くにあった『ジャスコ・ノア店(現イオン)』の記事。

平成元年 3月25日オープンと書いてあります。

野田市発展の一環として計画が持ち上がり、ついに完成オープン!

という記事です。

 


快晴の中オープン

今はイオンになっちゃってますが、昔はジャスコだったのです。

このジャスコ、野田においておよそ20年以上続いてたのではないでしょうか。

野田市民の多くが未だにイオンの事をジャスコと言ってしまうのも無理がありません。

例えば、川間駅からタクシーでイオンに行くとします。

お客   「すいません、ジャスコまで」

運転手さん「はい、ジャスコですね」

今でもこれで行けちゃいますよね。

でも行き着く先はイオンです。
もちろん違和感は微塵もありません。

もっとも、Wikipedia によると

『ジャスコ(JUSCO)は、かつてイオングループが展開していた総合スーパーブランドである』

とあります。

うーむ、ジャスコとイオンはほぼ同じみたいです。知らなかったです。

潰れたとかじゃなく、ジャスコという屋号を捨ててイオンに統一したんですね。

というか、ジャスコはもうどこにも無いらしいです。

ちょっとショック・・・。

ところで、この野田ジャスコのオープンに際してはいろいろな障壁があったと

記されています。

従来の商店街への影響、建造する際の森林の伐採問題、資金繰りの問題を

乗り越えてのオープンだったらしいですね。

伐採した木は、他の土地に5万本植樹されるなど、フォローも大変だったみたいです。

そして記事は、野田ジャスコの将来への展望が描かれて結んでいます。

こういった物を読んでしまうと、やはり今でもジャスコという名で続いて欲しかったなと思います。

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