感染性腸炎

ワクチンについて

最近、下痢、嘔吐の子供の患者さんも増えてきております。恐らく、ノロウイルス、ロタウイルス等のウイルス感染症と思われます。手洗い、うがいは基本ですが、特に保育園、幼稚園に通園中のお子様は御注意です。(感染する機会が飛躍的に増えます。)


これらのウイルスは感染力が強く、1人が感染すると、その家族全員が次々に発症する、ということはよく経験するところです。

当院では、特に乳幼児で吐き気、嘔吐のひどい方には、五苓散という漢方薬の注腸(お尻からお薬を入れることです)を行っております。効果が高く、副作用も無いので、非常に有用な治療と思っています。(中には注腸して2~30分で嘘のように元気になられたお子さんもいました。小さい子の回復力はすごいです。)



他に、脱水にも注意が必要です。唇、皮膚がカサカサになる、目がくぼんでいる、舌が乾燥している、何よりいつもと比べて元気がない、反応が乏しい、ぐったりしているなどの症状を認める場合は、点滴などの補液が必要です。脱水の予防に当院では、大塚製薬から販売されているOS-1という経口補水液のゼリータイプを乳幼児にお勧めしております。


ウイルス性腸炎の患者さんに混じって時々細菌性腸炎の方も来院されます。ウイルス性腸炎と比較して、下痢、嘔吐症状がひどく、多くは熱発し、腹痛の程度も強いです。便培養をすると、当院の場合カンピロバクターという細菌が検出されることが多いです。(若い人で焼肉などを食べた後に発症されるケースが多いです。)以外なことに、病原性大腸菌も非常に多く検出されます。但し、Oー157などのベロ毒素を発生させる大腸菌は当院ではまだ認めておりません。(病原性大腸菌を認めたときは、必ずベロ毒素の有無を追加で検査します。)細菌性腸炎も、多くは補液、整腸剤で完治しますが、症状のひどい方には、抗生剤を使用することもあります。


繰り返しますが、手洗い、うがいの徹底と、暴飲暴食、過労、睡眠不足など無理をしないで、症状が出たときは医療機関に受診されることが大事とおもいます。

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