☆ 事務便り ~事務Kのナントカ~ ☆
はじめまして、突然の豊泉医院・事務Kです。
「事務便り」となっていますが、書くことは、ほとんど事務以外の事、
例えば個人的に好きな物とかになるかと思います。
ところで皆様、この暑い中どのように過ごしてますでしょうか。
最近の夏は、昔より暑い気がするのですが、思い過ごしでしょうか?
自分が子供の頃(30年以上前)は、35℃超えとか無かった気がするんですが、
記憶違いか、はたまた冷夏が毎年のようにやってきてたのか。。。。
とにかく、熱中症などにはお気をつけ下さい。
私はというと、イメージと違い意外にカロリーが多いという素麺を食べまくって、
いい加減飽きてきたところです。同じものばかり食べないようにしましょう。
という事で強引に話を変え、さっそく最近買ったモノの話などを。
買ったものはコレ、
坂本龍一の「左うでの夢」2015リマスター盤(1981年発表)

私は、子供の頃にYMOに出会ってしまい、当然のごとくといいますか、
メンバー3人のソロも聴いてしまう子供でした。
その内の1枚が「左うでの夢」でして。そして、30年近く断続的に聴き続けてるわけです。
さて、今回リマスター盤ということで、なんとなしに買ったわけですが、
2枚組なんですよねコレ。Disc1がオリジナル、Disc2がインストバージョン。
私、このインストバージョンの存在を初めて知りました。30年経て。
それは置いといて、このインストバージョンは単にボーカルパートを抜いたもの、
というわけではないようです。
例えば
◯ 一番わかり易いのが、3曲目「かちゃくちゃねぇ」、48秒辺りから新たなトラックが加えられてます。
◯ 5曲目「RELACHE」は元々インストですが、テープスピードを速くしてるのか、
オリジナルより速いテンポ、そして音程も高くなってます。
さらに、「B2-UNIT」から続く、ダブ(dub)によるリミックスも施されているようで、
2分25秒あたりから明らかにオリジナルとは異なっていることが分かります。
◯ 7曲目「Living In The Dark」は低音ピアノの “ダンダカダダダダダ” のパートが
消えてたり。
その他、ダブ(dub)によるリミックスは、6曲目「Tell’em To Me」、9曲目「Venezia 」などにも
薄くかかってますね。
最初聴いた時に違和感を覚えたこのインストバージョンの存在は、なかなかに興味深く、
CDの解説によると、「この時代にはミックス時には必ずカラオケバージョンも作成した」
とのこと。
当時はまだ珍しかったフル・デジタルレコーディングということもあり、
後々、編集やら何やらをやろうとすると非常に大変だったらしく、
本ミックス完成直後に、そのまま一応インストバージョンも作っとこうみたいな感じだったのかと。
多分、時間をおいてやろうとすると、ミックスの再現に手間がかかったぽいですね。
音質は良いけど、編集面においてエンジニアの人達には評判がよくなかったみたいです。
そんな事をいろいろ考えながら聴くと、インストバージョンも
何だかんだで楽しく聴けてしまっているのでした。